刺激伝導系について


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こんばんは。
私ハッカ油は現在、循環器疾患をメインとしている病棟で働いています。そのため、少しは心電図に理解があると思っております。
今日は心電図シリーズ第1弾として刺激伝導系について説明していきたいと思います。

病棟で仕事をする上で、心電図を見かけることは多くあると思います。しかし、よく分からないと思い敬遠している人も多いのではないでしょうか?

この心電図シリーズを通して、少しでも心電図を身近に感じることができれば幸いです。よろしくお願いします。

目次

刺激伝導系とは

刺激伝導系の図を下に記しました。

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刺激伝導系の流れとして

洞結節→房室結節→ヒス束→右脚・左脚→プルキンエ線維の順番で電気刺激が流れることにより、心臓が1回収縮します。

房室結節とヒス側をあわせて房室接合部ともいいますね。

 

刺激伝導系の3つの特徴

刺激伝導系には3つの特徴がありますので、覚えておいて損はありません。

①刺激伝導系はどこからの指示がなくとも自動能を持っており、刺激を出し続けることができます。刺激伝導系のトップである洞結節の自動能は60~90回/分です。人の心拍数の正常値である60~90回/分はここが基になっている訳ですね。
そして、その自動能は房室結節・ヒス束と下位へいくほどペースが遅くなります。

②刺激伝導系には優劣があり、下位の部位は上位の部位に必ず従います。最も上位は洞結節、最も下位はプルキンエ線維です。

③心房と心室を通る刺激は一方通行で、房室結節→ヒス束という流れのみです。

以上が刺激伝導系についての説明となります。

 

刺激伝導系は心臓が正確に1回収縮するための非常に大切な通り道です。
どれかひとつにでも異常が起こると不整脈の原因となります。その異常が心電図上にあらわれるのですね。

本日はこのくらいで失礼します。

心電図シリーズ第2弾は正常心電図について説明したいと思います。
ありがとうございました。

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