2020年大問題になっている新型コロナウイルス。
いろんな情報が飛び交っていますが、基本的な情報について正しく理解していますか?
今回は、新型コロナの情報についてです。
目次
コロナウイルスとはどんなウイルスなのか?
これまでに、人に感染する『コロナウイルス』は7種類見つかっています。
その中で、一番新しく見つかり問題になっているウイルスが『新型コロナウイルス』です。
『新型コロナウイルス』以外の6種類のうち
4種類のウイルスは、一般の風の原因として10〜30%程度を占め、多くは軽症です。
2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降に発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。
新型コロナウイルスの症状
発熱や呼吸器症状が1週間前後つづくことが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いようです。
その他、嗅覚障害・味覚障害が生じることが特徴と言えます。
罹患しても約8割の方は軽症で経過し、治癒する例も多いことが報告されています。
しかし、インフルエンザと比べると死亡リスクが高いことが報告されています。
特に、高齢者や基礎疾患のある方では重症化するリスクが高いため注意が必要です。
感染経路
飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ・咳・つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自ら手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。
未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接触れなくても感染します。
受診の目安
①風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日間以上続く時(高齢者や基礎疾患がある方は2日以上続く場合)
②強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合
これらを目安に症状がある場合には「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
予防
外出を控える
外出により不特定多数の人と接触することは、それだけ感染している可能性のある人に接触することになります。
むやみな外出は避けましょう。
3密を避ける
1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集場所(多くの人が密集している)
3.密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)
これら3つの密がそろう場所では感染症が起きやすくクラスターとなる可能性が高いと言えます。
咳エチケット
マスクを着用する、咳をする場合にはハンカチなどで口を覆うなど咳によってウイルスをまき散らさないよう1人1人の心掛けが必要です。
マスク不足対策に
マスクがどこに行っても品切れです。
手持のマスクも残りわずか・・・
そんな場合には、手持のマスクの下にガーゼなどを挟んで使用することで数日間使することができると思います。
マスクが少ないですが、皆さん頑張って乗り気しましょう!
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