こんにちは!!
管理人のハッカ油です。
何度か転職を行なっているハッカ油ですが、そうした中で考えてしまうことがあります。
それが今回のテーマである、「働いている病院の当たり前は、本当に当たり前??」ということです。
あなたが今働いている病院で行なわれている医療・看護行為はどれほど自信を持って「当たり前」といえるでしょうか??
目次
当たり前は存在するのか??
まずは、基本的なことですが、「当たり前」とはなんでしょうか?
当たり前とは、 だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。
などという意味を持つようです。
では、当たり前の医療・看護行為はあるのでしょうか?
私の考えから言うと、「当たり前」と考えられる医療・看護行為はあると思います。
しっかりとエビデンスがある医療・看護行為に関して、それは「当たり前」のことなのだと思います。
しかし、それは全ての医療機関で言えることではないのだと思います。
各医療機関で使用する物品や薬品、昔からの習慣、地域性など様々なことがことなるため、基本的な手順やエビデンスはあると思いますが、「当たり前」ではなくなってしまう部分もどうしても出てきてしまいます。
物品の名前だけでも数通りの呼び方が存在しますよね。
例として膀胱留置カテーテルの呼び名をある医療機関では「バルーン」、他では「フォーリー」「フォーレ」、もしかすると通常では思い浮かばないような呼び名で呼んでいる医療機関もあるかもしれません。
エビデンスがない医療・看護行為であっても、ある意味その医療機関オリジナルの「当たり前」が存在するわけですね。
一つの職場に長く勤めている看護師の特徴
一つの職場に長く勤めている看護師は、その医療機関での「当たり前」が身体に染み付いています。
後輩看護師に指導する場合にもその知識で教育していくでしょう。
新人看護師に対してなら、ある意味問題ありません。
しかし、それが他の医療機関を経験した既卒の看護師であれば話は別です。
もちろんその人の性格にもよりますが、一部の看護師は、他の医療機関での経験を元に既卒看護師が医療・看護行為を行い、それが「当たり前」から外れていれば、何でそんなことも分からないのと言わんばかりの厳しいご指導があります。
たとえ、既卒看護師の知識の方がエビデンスがしっかりと確立されていることであっても関係はありません。
ここの医療機関での「当たり前」が違うのですから。
転職する際には、このようなベテラン看護師がいるかも知れないということを肝に銘じておかなければなりません。
まとめ
正しいことを、正しいといえないような場面もあるかもしれないのが人間関係の難しいところですね。
あらたな職場へと転職した場合には、人間関係の構築や、物品に慣れたり、新たな知識の習得に努めたりと様々なことに努力しなければなりません。
その中で、自分はどのような立ち位置で、面倒なベテラン看護師に目を付けられた時にどうするのかも考えなければならないかもしれませんね。
まぁ、そんな面倒な人に対しては、他の人も同じように感じていると思いますが・・・。
最後のまとめとしてここで言いたいことは、誰に対しても自信を持って指導・教育できるような知識を習得していきたいですね!ということ。
そして、「当たり前」はあるけれど、それはある意味ないようなものなので、ここの医療機関では「当たり前」というような指導・教育が理想なのかなという個人的な意見です。
あと、勘違いしていただいては困るのですが、一つの職場に長く勤めることが悪いことだとは思っていません。
一つの職場に長く勤めることができるのは凄いことだと思います。
それができるのであれば、そうすればいいと思うのですが、今までと異なる「当たり前」に対しても寛容に受け入れる懐の深さがほしいですね(笑)
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