看護師が伝える日常的に脈拍測定することの大切さ

あなたは普段自分の脈拍を測定したりしますか?
動悸のように、心臓がドキドキとすることが多くないですか?
おそらくほとんどの人は自分の脈拍など気にしたことはないですよね。

しかし、高齢になるほど脈拍を測定することで不整脈を発見することもでき、その後の重大な病気を予防することができるのです。

今回は、日常的に脈拍測定することの大切さについて説明していきます。

脈拍測定の方法

まずは、脈拍測定の方法から説明していきたいと思います。

一般的な脈拍を計測する部位として、橈骨動脈があります。

上図のように手首の親指側に人差し指と中指を当てて計測します。

そのほかに脈が触れる部位として、ソケイ部や頸部があります。

脈が触れる部位を1分間計測します。
脈のリズムが一定で、60~80回程度であれば正常といえると思います。

脈拍測定の方法と頻脈について

脈拍測定により発見される不整脈

安静時の1分間の脈拍が50回以下であったり、100回以上であれば異常といえるかと思います。
(しかし、スポーツ心臓と呼ばれる50回/分以下の人がいたりと個人差があります。)

ここでは、脈拍測定によって発見しうることができるであろう不整脈について説明していきたいと思います。

①心房細動
おそらく脈拍測定によって判断することが出来る中で、一番問題になると思われる不整脈です。
心臓の心房の収縮が不規則になるため、触れる脈拍も不規則的になります。

不規則になることで困ることがあります。
それは、心臓の中に血栓という血の塊ができてしまうことです。

その血栓が、心臓から大動脈へと流れ出てしまうことで、脳をはじめとした様々な血管に詰まってしまう可能性があります。血栓で詰まってしまって、その先の血流が途絶えてしまい壊死してしまいます。
それが脳で起これば脳梗塞となります。

また、心房細動は頻脈となりやすい不整脈であるため、動悸症状が出現しやすく心不全の原因にもなります。
心房細動は、心筋梗塞などの疾患によって起こる場合もありますが、加齢によっても引き起こされます。誰もが起こりうる不整脈であるため注意が必要です。

心房細動では、血栓形成の予防のために血液をサラサラにする抗凝固薬といわれる薬や、心臓の動きすぎを抑えてくれるような薬を内服します。

心房細動

②期外収縮
期外収縮とは、心臓の刺激伝導系以外のある部分で急に刺激がでることにより、通常のリズムよりも早く心臓が収縮することによる不整脈です。
心房で発生するか、心室で発生するかで少し機序が異なりますが、基本的には問題となることはありません。

規則的なリズムで脈拍があるのに、一拍だけ抜けている場合にはこの不整脈が予測されます。

期外収縮であっても、多発する場合もあります。
そのような場合には、薬を内服したほうがいい場合もあるため受診することをオススメします。

上室性期外収縮

心室性期外収縮

③房室ブロック・洞不全症候群
この2つの不整脈は徐脈(脈が遅くなる)ことにより問題となる不整脈です。
脈が遅い場合には、めまいや最悪の場合意識消失を起こします。

原因薬剤を中止することにより改善する場合もありますが、最悪の場合ペースメーカー植え込みが必要になる場合もあります。
また、徐脈であっても心不全の原因となります。

脈拍が遅すぎる場合にも病院受診してみてもいいと思います。

房室ブロック

洞不全症候群

まとめ

脈拍を測定することにより判断できる不整脈があることを知って頂けたかと思います。

不整脈を発見できれば、それに伴う重大な合併症を防ぐことにもなります。

心臓でできた血栓が原因で脳梗塞になんてなってしまえば、今までできていたことができなくなります。
最悪の場合、亡くなったり、寝たきりの生活が待っています。

そのようなことにならないように脈拍を測定する癖をつけましょう!!
自分の健康は自分で守らなければなりません!!

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