Dダイマーとは Dダイマー(Ddimer)とは、フィブリンが分解された最終産物をいいます。 Dダイマーが高値であるということは、フィブリン(血栓)が溶解されていることを意味しています。 Dダイマーへと分解される過程として…

「心房細動(AF)の一種に心房粗動(AFL)があるんじゃないですか？」 そんな質問を受けたことがあります。 確かにAFとAFLだと略語が似ているし、そう考えてしまうかも知れないなとは思います。 しかし、AFとAFLは全く…

胸腔ドレーンを挿入し、持続して排液する場合には胸腔ドレーンバックを使用する場合が多くあると思います。 排液管理に非常に有効なものですが、どのような仕組みなのか知っていますか？ 仕組みを知ることで、使用方法や観察のポイント…

感染経路別予防策とは 感染経路別予防策とは、感染症や感染症の疑いのある場合に、スタンダードプリコーションに加えて実施するものである。 病原微生物の感染経路を正しく理解しておくことが大切で、それに応じた予防策を行っていく。…

目的と適応 目的 肛門から直腸内に坐薬を挿入することにより、薬剤が直腸粘膜から吸収され、全身または局所の薬効作用を期待するものである。 ・全身作用：鎮痛、解熱、消炎、抗菌、抗喘息、制吐など ・局所作用：排便促進、痔などの…

今回はⅡ誘導以外の誘導方法について説明します。 先日、説明したように日本ではⅡ誘導が波形の観察がしやすいため一般的に用いられています。 しかし、すべての患者さんにⅡ誘導が適しているわけではありません。 体格や心臓の大きさ…