心電図の基線と陽性波・陰性波とは

 

はじめに

心電図を勉強し始めた時に、「なんで心電図の波形って線が上に行ったり、下に行ったりするんだろう?」なんて思ったことを覚えています。

心電図には、さまざまな誘導方法があり、それぞれでPQRST波の形が違いますよね。この記事を読み終わるころには、何で形が違うのかが見えてくると思いますよ。

 

基線ってなに?

そもそも基線ってなんでしょうか?

まずは図で見てみましょう。

基線とは、PQRST波以外の直線部分をいいます。等電位線とも呼ばれたりします。

心電図の基準(ベースライン)のようなものですね。基線の部分は心臓のどの部分も興奮していない状態で、心筋細胞が電位を生じておらず全ての心筋は静止している状態です。

そして、心臓が興奮し、収縮する過程を陽性波(プラス)と陰性波(マイナス)として記録したものが心電図です。

 

陽性波(プラス)と陰性波(マイナス)

心電図では基線から上にいったり、下にいったりしますよね。

その上にいくものを陽性波(プラス)、下にいくものを陰性波(マイナス)と呼びます。

図として見てみるとこうなりますね。

 

この陽性波(プラス)と陰性波(マイナス)にはちゃんとした意味があります。

心電図上では、電極の方に向かってくる電気刺激を陽性波(プラス)、電極から遠ざかっていく電気刺激を陰性波(マイナス)として表されます。そして、電気刺激があったとしても電極との距離がかわらず、電極に近づいても遠ざかりもしないものは基線としてフラットな直線となります。

 

 

それでは、陽性波(プラス)と陰性波(マイナス)の意味が分かった所で、次のステップです。

 

この図では、モニター心電図で代表的なⅡ誘導での電極からの見え方と正常心電図波形を表してみました。目の部分がⅡ誘導の電極だと思ってください。

 

洞結節で発生した電気刺激が房室結節へと伝導することにより心房が収縮します。その部分がP波として心電図にあらわれます。

その後、電気刺激がヒス束、右脚・左脚へと伝導することにより、心室に電気刺激が伝わり、心室が一気に収縮します。その部分がQRS波という大きな陽性波となって心電図にあらわれます。

 

このように、向かってくる電気刺激とは陽性波となって心電図上にあらわれるのです。

ちなみに、心房と心室の収縮は、心房<心室という関係です。そのためP波とQRS波を比べると、P波よりもQRS波が大きい陽性波としてあらわれるのです。T波は収縮した心臓がもとに戻るときに(弛緩)できる波であるため緩く長めの陽性波となります。

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