腸重積とは−病態や症状

病態

腸重積とは口側の腸管が肛門側に進入することによって生じる腸閉塞です。腸の中に腸が入り込み、詰まっている状態です。

①間欠的腹痛、②嘔吐、③血便―が3主徴といわれていますが、すべて揃わないことが多く、不機嫌、泣きやまないといった主訴で来院することもあります。

ほとんどの症例で非観血的整復を行うことができる予後良好な疾患ですが、診断が遅れると開腹手術が必要となり、ときに壊死腸管切除となることもあります。

好発部位は回腸で、回腸結腸型が最も多く、男女比は2:1で男児に多いです。

赤ちゃんは腸管の固定が未熟なために、腸重積はしばしばみられます。生後半年から1年半ごろによくみられますが、年長児でもみられることもあります。

ロタウイルスなどの感染性胃腸炎がきっかけとなるが、ほかにアレルギー性紫斑病、メッケル憩室、ポリープなどが原因となります。
腸重積を放っておくと、腸管の血流が悪くなり、腸が壊死する可能性もあります。

診断

腹部超音波検査にて重積した腸管が横断面ではtarget sign 縦断面ではpseudokidney sign として観察されます。

治療

治療法としては、お尻から管を通して造影剤をゆっくりと流し込んで詰まっている部分を押すことによって元に戻すことができます。

非観血的整復の前に、整復中の穿孔リスク、緊急手術への変更を十分家族に説明しておく必要があります。

空気整復、生理食塩水を用いたエコー下整復なども行われます。

急激なバイタルサインの変化に備え、ラインを確保し、救急カートを準備しておきます。
患児の状態を把握するため、鎮静は行わないほうがよいとされています。

非観血的整復の方法
透視ができる部屋で撮影台に布オムツをしっかりと敷きます。
両足を巻き、しっかりと固定します
バルーンつきネラトンカテーテルを肛門から挿入し、希釈したガストログラフィンをイリガートルに入れて、点滴セットで接続し、透視下で先端部を確認しながら、ゆっくりと重力のみで造影剤を流し込みます。
先端部が「カニの爪」として観察されます。
イリガートルを1mの高さまで上げて、慎重に加圧を続け、ゆっくりと先進部が口側に整復さていればそのまま進め、小腸まで十分造影されたら終了とします。

1割程度に再発がみられます。再発は24時間以内に起きることが多いので、1両日中はしっかり経過観察が必要です。

整復されない場合には、いったん造影剤を戻し、再びゆっくりと加圧します。

3回挑戦しても困難な場合には開腹手術を検討します。
また、第一選択は非観血的整復ですが腸管が弱っているときは管からの圧力で腸に穴が開いてしまうことがあるので、危険な場合には手術を行います。

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