看護師にこそ読んでほしい漫画ーコウノドリ

私ハッカ油は、漫画が好きでよく読んでおります。好きなジャンルとしては、ダントツでバトルものですね。

実は私の妻も漫画が好きです。

好みの違うジャンルの妻のオススメする漫画は意外と面白いものばかり。アニメ化やドラマ化するものは、私が読んでいるのよりも、たいてい妻がオススメしてる漫画だったりします。(逃げ恥、ボールルームへようこそ、3月のライオン などなど)

そんな妻にオススメされた漫画の中で、ぜひ読んでほしい漫画を紹介していきます。
それは綾野剛さんが主演し、話題を集めている「コウノドリ」です。

目次

「コウノドリ」ってどんな漫画??

コウノドリは、ピアニストで産婦人科医である鴻鳥サクラを主人公とした産科領域の漫画です。

聖ペルソナ総合医療センターで、鴻鳥サクラの担当する妊婦やその家族を中心としてストーリーが進んでいきます。

作中では、出産の喜びや、その正反対である流産を経験した悲しみと葛藤など様々な人間模様が描かれています。
周産期死亡率(妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡)が低い日本では、安全で元気な赤ちゃんが産まれてくることが当たり前のようになっています。
そんな現代であっても、妊娠し、赤ちゃんが産まれてくるということは、非常に大変で、奇跡のようなものなんだと思い知らされるような漫画です。

あなたには、子供がいますか?
甥っ子、姪っ子はいますか?
子供たちは可愛いですよね。

でも、そんな子供たちがあなたの近くに来てくれたことはとっても神秘的なことなのです。

 

コウノドリとの出会い

コウノドリを最初に妻にオススメされたのは、2015年の妻が第一子妊娠中でした。
妊娠に対する職場の反応は冷ややかなことが多いです。それは、妊娠・出産を経験したことがある女性が中心の職場であり、医療を勉強して知識のあるはずの看護師の職場でも例外ではありません。

慢性的な看護師不足である日本の病院において、スタッフが減るということは迷惑だと感じる上司が多くいるためと思われます。
それは、妻の勤務先の病院であっても同様でした。

そんな時に、妊娠・出産にかかわる様々なストーリーが繰り広げられる「コウノドリ」は、妊娠は必ずも安全なものではないということ。妊娠・出産時には何が起きるのかが分からないということを改めて思い知らされました。

様々な問題を抱えた妊婦やその家族と、真摯に向き合い、一緒に乗り越えていく主人公である鴻鳥先生をみていて、「周産期の不安な時期に、こんな先生がいたら凄く心強いな」と思えるような人物像で、物語にどんどん引き込まれていきました。

 

なぜ看護師にほどオススメしたいのか

オススメしたい理由の一つ目は、患者の気持ちになれるためです。
看護師として、患者に看護を提供していくために患者の気持ちに寄り添うことが大切です。でも、それってなかなか難しいですよね。
この漫画は、登場人物に感情移入しやすく、産科ではありますが患者の気持ちになれると思います。

二つ目の理由としては、看護師は女性の多い職場であり、医学の勉強をしているにも関わらず妊娠・出産に理解のない上司が多いと思うためです。
妻が、働いている時にも「妊娠は病気じゃないんだから」「〇〇さんは妊娠していても夜勤をしていたのに、何であなたはできないの」などといった言葉を言われたそうです。
看護でよくいう個別性とはなんなんでしょうね?
患者を看護するときには個別性を重視するのに、仕事をするスタッフには個別性は関係ないということでしょうか??

そんなはずはありませんよね。
患者が一人ずつ違うように、働くスタッフだって全員が違いますよね。
つわりが軽い人、重い人。
切迫流産になりやすい人、そうでない人。
出産時間が早い人、遅い人。
様々だと思います。

実際、立ち仕事で、夜勤などもある看護師の流産の確立は、他職種よりも高いという事実があります。

妊娠・出産が当たり前のように、安全に経過すると思っている人が多すぎるのではないでしょうか?
確かに、日本では他国と比べて妊娠・出産は安全に経過する確立が高いといえます。しかし、安全に経過する確立が高いというだけで、必ずしも安全だということではないのです。

そんなことを教えてくれる、そんな漫画が「コウノドリ」です。

 

まとめ

あなたは、妊娠・出産についてどう思っていますか?

出産したことのあるあなたも、妊娠中のあなたも、妊娠・出産したことのないあなたにも読んでほしい。
人が産まれることの大変さと、神秘さと、嬉しさの全てがその物語に詰め込まれています。

テレビドラマ「コウノドリ」から、言葉をかります。

僕らは毎日、奇跡のすぐそばにいる

あなたが産まれたこと、あなたや、あなたの身近な人が出産をしようとしていること、それは「奇跡」ともいえることなのです。

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