間違った方法でおむつを着用することでのデメリットと正しい方法にすることによるメリット

仕事をしていると、間違った当て方でおむつが当てられていることが多々あります。

間違った当て方では、皮膚トラブルの発生を助長してしまう上に、排泄物がおむつ内から漏れることも多くなってしまい余計な手間ばかりが増えてしまうのです。

今回は、そんな間違ったおむつの当て方の方法について紹介します。

 

紙おむつを振って広げる場合

紙おむつを振って一気に広げることは実際に多くります。

畳んである紙おむつを思いっきり振ることで、紙おむつ内の尿の吸収材である高分子吸収材(吸収ポリマー)や綿状パルプなどの位置が散在してしまいます。

吸収材は、排泄物の吸収速度と量・保水性などについて各メーカーで計算された配置になっています。

そのため、紙おむつ内部の吸収材の位置が散在してしまうと、スポット吸収量や尿拡散、排泄物の肌戻り抑制の程度などが低下する。このことで、排泄物の吸収速度や吸収量が変化し、蒸れや漏れの原因となってしまうのです。

紙おむつを使用するときは、両手で持って広げるようにする必要がある。そうすることにより、その紙おむつの性能が発揮されます。

 

尿取りパッドを重ねづけする場合

尿量の多い患者に対し、漏れを防ぐために尿取りパッドを何枚も重ねて使用する場合があります。

しかし、それでは漏れがなくならない上に、重ねた尿取りパッドの数だけ圧迫や透湿性の低下の原因になってしまうのです。

それは、ほとんどの尿取りパッドはバックシートに防水材が使用されているためです。

最近では透湿性を考慮した不織布素材のものが多いですが、その内側には必ずポリエチレンフィルムが使用されているため、尿パッドを何枚重ねづけしても尿の吸収量は増えません。

その上、重なった尿パッドの高さにより排泄アウターのギャザーの高さも越えてしまい漏れやすくなってしまいます。

尿取りパッドは尿の吸収量や交換回数にあわせたものを1枚のみ使用することが原則です。
この原則を守らなければおむつからの漏れは減ることはありません。

 

おむつをきつく当てたり平行にテープを留める場合

おむつを当てるときにギャザーを引っ張り上げるようにきつく上げたり、鼠径部に沿わせず引っ張り上げたりすると、おむつが食い込み、鼠径部や大腿部に紅斑や水泡形成などの皮膚トラブルが起こってしまいます。

また、痩せて腸骨稜から上前腸骨棘が突出している場合に平行にテープを留めてしまうと腸骨の丸みにおむつがフィットせず骨突出部を圧迫してしまい皮膚トラブルを起こしてしまいます。

おむつを当てるときは鼠径部にぴったりやさしく沿わせ、腸骨の丸みに沿わせて左右の上テープを下に向かって、そして左右の下テープを上に向かって留めましょう。

そうすることにより、おむつによる過度な圧迫が生じることがなくなり皮膚トラブルを防ぐことができます。

 

ギャザー部分を割いて男性の陰茎を固定する場合

寝たきりの男性の場合、陰茎を三角巻きにすることが多くあります。

このときにギャザー部分の一部を割いて、その部分に陰茎を挿入し固定することは、ギャザー部分が陰茎に食い込み潰瘍を形成する場合もあるため危険です。

ギャザー部分は不織布であり、吸収面に使用されているものとは異なり硬めの素材で作られています。

さらに、ギャザーを立てるためのピンゴムが使用されているため皮膚トラブルが起こりやすいのです。

主に陰茎が短く三角巻きできないときにギャザー部分を割いて使用することが多いと感じます。

そのような場合には、女性と同様に蛇腹折りにして当てると効果的です。
皮膚トラブルや漏れのリスクが高い方法を選択するよりも、その患者に合わせた対応をしていくほうが患者にも看護・介護者にも有効です。

 

おむつ交換時におむつを引き抜く場合

おむつ交換時に、その手間を省くために尿取りパッドが身体の下に敷かれた状態のまま引き抜いたりすると、ギャザーや尿取りパッドのふちの部分に一致して引っ張った方向に、線状や細長い形の紅斑や表皮剥離を起こしてしまう場合があります。

おむつのギャザーから外側の部分や尿取りパッドのふちの部分は、防水性の素材でできているため皮膚を浸軟させやすく、また外力による皮膚トラブルを起こしやすくなります。

そこにおむつを重ねたりするとさらに体圧も上昇し、引き抜くときの外力もいっそう強いものとなってしまうのです。

おむつ交換時はおむつを引き抜かず、腰を上げられない場合は側臥位にして行うことで皮膚トラブルの予防となります。

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