輸血の実施と看護‐副作用発生時の症状と対応
輸血管理の実際 輸血療法は適正に実施された場合には、非常に有効な治療方法であるが、副作用や合併症が生じる可能性があるということを常に念頭において援助しなければならない。 そのためにも、実施の方法や副作用の症状、副作用発生…
輸血管理の実際 輸血療法は適正に実施された場合には、非常に有効な治療方法であるが、副作用や合併症が生じる可能性があるということを常に念頭において援助しなければならない。 そのためにも、実施の方法や副作用の症状、副作用発生…
酸素療法は、低流量(ローフロー)システムと高流量(ハイフロー)システムに分けられます。 今回は、その中での高流量(ハイフロー)システムについてです。 高流量(ハイフロー)システムとは 高流量(ハイフロー)シ…
中心静脈カテーテルを挿入し、高カロリー輸液を行なっている患者でも経鼻栄養などを挿入し経管栄養を行う場合はありませんか? 医師の考えによっても、そのような患者に対して経腸栄養を行うのかは判断が異なるかもしれませんが、経腸栄…
※ここでは、消化管ストーマのパウチ交換についての手順について掲載しています。 目的と適応 目的 ストーマおよびストーマ周囲の皮膚を観察し、その状態を把握する。 ストーマ周囲皮膚の清潔を保つ。 排泄物の漏れを防止する。 ス…
目的と適応 目的 摂食・嚥下機能障害患者や食欲低下などで、消化吸収機能は保たれているが経口摂取できない、または不十分な患者に対し、鼻腔から消化管内に通したチューブを用いて栄養補給を目的としている。 適応 消…
今回はアダムス・ストークス症候群についてです。 頻脈・徐脈を問わず不整脈が原因で起こる脳虚血発作をアダムス・ストークス(Adams-Stokes)発作と呼びます。 なぜ不整脈でアダムス・ストークス発作が生じるのかについて…
ペースメーカーの設定は①AAI、②VVI、③DDDの3つに設定されることがほとんどです。 今回はDDDについて説明していきます。 モードについてのおさらい ペーシング:D(心房と心室) センシ…
今回は心電図モニターでできることと、12誘導心電図との違いについて説明していきたいと思います。 心電図モニターでできること 心拍数の計測 心電図モニターの最大の目的はである心拍数の計測です。 心電図モニター…
今回は洞性頻脈についてです。 洞性頻脈とは 洞性頻脈とは基本調律がSRであって、心拍数が100回/分を超える場合をいいます。 刺激伝導系をSR同様に伝導しているため、PQRST波は正常波形です。 しかし、洞…
Dダイマーとは Dダイマー(Ddimer)とは、フィブリンが分解された最終産物をいいます。 Dダイマーが高値であるということは、フィブリン(血栓)が溶解されていることを意味しています。 Dダイマーへと分解される過程として…