心電図上の頻脈から不整脈を判断する考え方
心電図でSR(洞調律・サイナスリズム)であったはずなのに、いきなり頻脈となって何の不整脈か判断に困ったことはありませんか? そんな時は、どのようにして頻脈を判断すればいいのかについて説明していきたいと思いま…
心電図でSR(洞調律・サイナスリズム)であったはずなのに、いきなり頻脈となって何の不整脈か判断に困ったことはありませんか? そんな時は、どのようにして頻脈を判断すればいいのかについて説明していきたいと思いま…
脈拍測定について 心臓は、収縮と拡張を繰り返すことにより全身の組織に血液を送っています。 その血液が身体に行き渡っているのかを把握するために脈拍や血圧を測定します。 脈拍測定では、一般的に橈骨動脈で行います…
ペースメーカーの設定は①AAI、②VVI、③DDDの3つに設定されることがほとんどです。 今回はVVIについて説明していきます。 モードについてのおさらい ペーシング:V(心室) センシング:…
【病態】 小児の大部分はウイルスや細菌の腸管感染によってひき起こされる救性感染性下痢症です。 原因ウイルスとしてはロタウイルス、アデノウイルス、Norwalk Virusnadoなどが多いですが、圧倒的に頻度が多いのがロ…
【病態】 乳幼児の気道の内径はもともと小さいうえ、炎症による粘膜浮腫や線毛運動障害、喀痰喀出不良による喀痰の軌道への付着によりさらに小さくなるため、小児の解剖学的に上気道は狭窄を来しやすいです。 喉頭は漏斗状で声門下で最…
病院には様々な科というものが存在します。 それぞれの科によって特色ある疾患が異なるため、必要な知識も異なります。 不整脈や虚血性心疾患、心不全といった心臓に関係する疾患の患者が多く存在する循環器科という病棟。 今回は、循…
心電図の意味の無いアラームが鳴り続けて困っていないですか? 意味の無いアラームの連続では業務に支障もきたしてしまいます。 今回はそんな意味の無いアラームを少なくして、できるだけ本当に必要なアラームだけが鳴ることのできるよ…
【病態】 ・RSウイルスは冬から春にかけて流行し、乳幼児の気道感染症の重要なウイルスです。RSウイルスの感染力は非常に強く、2歳までにほぼ100%の小児がRSVに罹患します 。一度かかっても免疫が十分にできないので何度も…
地域包括ケアシステムとは 団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が…
人間は間違いを起こす生き物です。それは、医療の現場でも起きてしまいます。 内服薬や注射薬の内容物の間違いや、患者の取り違いなど、これまで様々な誤認による医療事故が起きています。 時には、生命に関わるような重大な医療事故が…