小児のEBウイルス(伝染性単核球症)と看護
【病態】 ・伝染性単核球症はEpstein-Barr virusの感染によって発症します。 ・潜伏期間は2~6週間と考えられています。 ・ウイルスは唾液に存在し、経口・経気道的に伝播して、B細胞で増殖します。日本では1~…
【病態】 ・伝染性単核球症はEpstein-Barr virusの感染によって発症します。 ・潜伏期間は2~6週間と考えられています。 ・ウイルスは唾液に存在し、経口・経気道的に伝播して、B細胞で増殖します。日本では1~…
今回はペースメーカーのフェラー3回目オーバーセンシングについてです。 オーバーセンシングとは ペースメーカーでは通常、心拍数が設定されている下限以下になるような場合にはペーシングが出るようになっています。 しかし、センシ…
今回は心停止の中の無脈性電気活動(PEA)についてです。 無脈性電気活動(PEA)とは PEAとは、刺激伝導系の電気刺激の発生はあっても心筋が反応していない状態です。 心筋は動いていないため、収縮は起こらず…
心臓カテーテル検査とは、カテーテルという細いチューブを心臓の中に入れて、心房や心室の圧力を測定したり、血液の酸素濃度測定したり、心室、心房、冠動脈、肺動脈、大動脈などを造影する検査の総称です。 そんな心臓カテーテル検査に…
今回は、胸腔ドレーン挿入中の管理の方法について、全体として観察してかなければならない部分と3連ボトルシステムそれぞれの観察していくべき点について学んでいきましょう。 胸腔ドレーン挿入中で持続吸引中の観察 全身状態の観察 …
末梢点滴やCVカテーテルなどを挿入中の患者で、生理食塩水またはヘパリンでロックしているにもかかわらず、閉塞していて使用できなくなっていることはありませんか? 特にCVカテーテル内が閉塞して使用不可となった際には、患者にも…
今回は洞性頻脈についてです。 洞性頻脈とは 洞性頻脈とは基本調律がSRであって、心拍数が100回/分を超える場合をいいます。 刺激伝導系をSR同様に伝導しているため、PQRST波は正常波形です。 しかし、洞…
心臓の収縮では、通常、刺激伝導系によって電気刺激が伝わって行われます。 しかし、その過程にはイオンの働きも大きく関わっているのです。少し難しい話にもなりますが、心電図や心臓について勉強しているのならば、ぜひ覚えておきたい…
人工呼吸器による強制換気と自発呼吸が混在しているモードです。 代表的な呼び方として、SIMV(同期式間欠的強制換気)があります。 前回も説明しましたが、強制換気には調節換気と補助換気があります。そして、VCVとPCVとい…
非伝導性上室性期外収縮(blocked PAC)という不整脈を聞いたことがありますか? なかなか聞き慣れない不整脈だとは思います。 しかし、時折見かけることもあるため、心電図波形を勉強して興味のあるあなたは覚えておいて損…